
パッと見てもう何だか分かりますよね?
実際に触れられていなくても、これがiPhoneだと分かる方々は多いはずです。
少し前まではリリースされるまで私たちには何の情報も入ってきませんでした。
入ってきたとしても、TVや雑誌で取り上げられない限り、詳細はベールに包まれたまま。
私たち消費者と売り手の間には情報格差がありました。
情報格差があるからこそ売買が成立したりもするので・・良し悪しをここで語るつもりはありません。
今回はインターネットの普及によって、消費者が手にする情報が増えたこと、また消費者が発信手段を得たこと、それらによってどのような変化が生まれたのかを大部分を割愛して(笑)話をしてみたいと思います。
最近よく言われるのが、機能よりも使い勝手やデザインを求める消費者が増えているということです。
求める対象によっても違うとは思うのですが、冒頭で触れたiPhoneを提供するAppleもその流れの主流の1つなのかもしれません。
他にも直感性でアドバンテージを得たWiiを世に送り出した任天堂がその流れを捉えた代表的な企業といえます。
それ以外にも、消費者がパソコンや携帯電話をデザイン主体で選択したり、デジタルカメラなども既にそういったデザイン商戦にさらされているのかもしれません。
では、機能はどうでもいいのかというと、そういうことではないようです。
商品を選択する時にスペックを並べてみると、ほとんど変わらないか、少しの違いだけで大抵は消費者が必要としているスペックを大幅に超えたものになっています。
むしろどれがいいのか選べないほど多機能化が進み、消費者の理解を超えてしまっている場合もあります。
やりたいことはどれでもできるからどれでもいいんだけど、どれにしよう。。
そんな場面で、消費者の選択を揺さぶるのは、使い勝手やデザインといった「直感」が支配する右脳からの感覚です。
ん?
でも、これまでも家電や車、色々なものの機能飽和時期を経過してきたわけで、突然そのような風潮が生まれたわけではないですよね。
それが何故インターネットの普及を契機に顕著になったと言えるのでしょうか?
はっきり言えるわけではないですが、以下の理由があるのではと私は考えています。
1.自力で得られる情報がこれまでよりも膨大となり、選択能力が発達した(調査、選択能力の向上)。
2.ブログをはじめとして自ら情報発信する機会を経験することで、多くの人に見られるという感覚を経験した(デザイン能力の向上)。
3.コンピュータという複雑な道具を使う中で、自分にとって何が使い易くて何が使い難いかが判断できるようになってきた(自分の好みの再認識)。
消費者にこういった能力が備わってきたため、売り手も無視できない状況になってきました。
と同時に、売り手もこれまでに提供できなかったサービスに挑戦することができるようになったと考えることもできます。
これからはより一層、「直感」に訴える製品が好まれていくことでしょう。
また、消費者はこれまでの歴史的なものの中からも見直すべきものを探し出すはずです。